なぜ積極財政・反緊縮を望むなら野党に投票すべきなのか
高市首相は、自身が「首相でいいのかどうかを国民に決めていただく」と述べ、衆議院の解散に踏み切りました。しかし、高市氏が自らの政策の「本丸」とする積極財政推進を期待するのであれば、与党ではなく、積極財政により前向きな野党のいずれかに投票すべきです。
島倉原
2026.02.02
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1月19日の高市早苗首相による解散意向表明を受け、23日には衆議院が解散され、2月8日の投開票に向けた選挙戦がスタートしました。
高市氏は「高市早苗が首相でいいのかどうかを国民に決めていただく。首相としての進退をかける」と述べ、今回の選挙を高市内閣への事実上の信任投票と位置づけています。
そんな首相の発言と、高市内閣への支持率の高さによってか、マスコミ各社からは、与党であり高市氏が所属する自民党が議席を伸ばして単独過半数をうかがう勢いという情勢調査の結果が報じられています。
高市氏は、こちらの記事にもあるように、行き過ぎた緊縮志向の流れを終わらせる「責任ある積極財政」を、自らの政策の「本丸」としています。
しかし、積極財政への信任を問うというのであれば、全くと言ってよいほど、高市氏が解散する大義はないと考えられます。