日銀はなぜ金融を引き締めるべきなのか

筆者と同様に財政拡張を唱える「積極財政派」には、現状における日銀の金融引締めに否定的な論者が多いようです。しかし、今のような過剰な金融緩和を続けることは、百害あって一利なしです。日銀は、すぐにでも金融を引締めるべきです。
島倉原 2025.12.15
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今週の18日から19日にかけて、日銀の金融政策決定会合が行われます。

日銀執行部は前々から利上げをしたがっており、今回の利上げに向けた最終調整に入っているとの報道も、既になされています。

一方で、高市政権のブレーンや支持者で、財政政策の拡張、すなわち減税や財政支出拡大に肯定的な「積極財政派」の論者からは、今回の利上げに否定的な意見が多く出されています。

しかし、同じ積極財政派でも、筆者はアベノミクス以降現在までの金融緩和政策に以前から否定的であり、特にアベノミクス以降の過剰な金融緩和などは、とっくの昔に解消しておくべきであったと考えています。

なぜなら、今のような過剰な金融緩和を続けることには、百害あって一利ないからです。

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  • 30年前から続いている異例の金融緩和
  • 金融緩和の継続には百害あって一利なし

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