右派と左派をどう定義するべきか

政治的な立場の対立を示す「右派(右翼)」と「左派(左翼)」という言葉の意味は、使われた時代などによっても様々で、決して定かではありません。しかし、語源も踏まえれば、「保守・革新」といった要素を除外して、「右派=エリート(支配層)の味方」「左派=庶民(被支配層)の味方」と一貫して定義するのが、有意義であると考えられます。
島倉原 2026.05.28
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先月執筆した「「左派の経済理論」であるMMTが重要な理由」では、MMTは確かに「左派」の経済理論だが、米国の左派本流の思想基盤である「制度学派」と同系統の「国家の役割を重視する学派」であり、左派というと多くの人が思い浮かべるであろう、いわゆる(国家の存在を究極的には否定する)マルクス経済学とは世界観が全く異なることを指摘しました。

そもそも、両者に共通する属性を示す「左派(左翼)」、あるいはその対立概念である「右派(右翼)」とは、どのような意味を持つ言葉なのでしょうか。

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  • 定義が混乱している右派と左派
  • 語源から浮かび上がる「右派=エリートの味方」「左派=庶民の味方」という構図

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